ウッドデッキを作る時に考えたいこと
ウッドデッキでのバーベキュー。
楽しい時間以外に一番気を使うのは「火」を下に落としてしまうことです。
ウッドデッキに落としたり、その隙間から下へ落としてしまったら後が大変。火の始末を心配してしまいます。
最近は木に似せた加工品や海外から持ってきた木材でウッドデッキを作り済ませてしまう業者が多いのですが、プラスチックで木に似せたものは火に弱く、廃棄も環境的に良くありません。
海外から持ってきた固い木材は天然木材とか耐久性とかセールス文句はいいのですが、結局は海外の森林伐採を加速させる手助けになってしまっています。
実はこの問題は深くて、ウリン材などは30cmの直径になるのでさえ120年かかります。成長に途方もない年月がかかるそんな木を大量消費してしまえば跡にはなにも残りません。
建築用に使える太さになるにはもっと年月がかかります。やっと使える程度に育った木を120年以上かかっているんです、とセールスし売ってしまうことは未来の子供たちの時間を売ってしまうことにも等しい、すごく重い問題です。
植林では循環していかないほど長い年月がかかる木材を大量消費してしまったら、その木は減っていくだけで、その木の伐採後の土地には森が作りだしていた循環とは異質の木が植えられたり、人工物が作られたり、二度と元の姿には戻りません。