転倒から守る
関節への影響を考えて
すべりやすい床は知らないうちに関節に負担をかけます。家族やペット、お客様のために。
人やペットの関節を守り、転倒を防止します
国土交通省の「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」、東京都の「東京都福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル」、これらに床の滑りについての評価指標があります。
JIS A 1454「高分子系張り床材試験方法」
JIS規格にも指標があり、滑り抵抗係数(C.S.R)で計測。
日本建築学会の推奨値(C.S.R値)は下の値です。
履物を履いた床面
通路や踊り場など:0.4以上
その傾斜面:0.4以上
素足で大量の水やせっけん水などがかかる床面、浴室やプールサイドやシャワー室など:0.7以上
客室の浴室やシャワー室など:0.6以上
この技術で無機質化することで滑りに対する抵抗値が向上し、ワックスのように滑る事もありません。
試験結果は0.84であらゆる基準を上回っています。
(一般的な滑り止め商品では0.4以上と謳っているものが多い)
※「すべり抵抗係数」の測定方法はいくつかありますが、平成21 年10 月「東京都福祉のまちづくり条例 施設整備マニュアル」に斜め引張り形試験機(ONO・PPSM)での滑り抵抗系数(C.S.R)を記した事により、各県や公益法人でも同様の基準が設けられてきました。
また、平成24 年8 月にはバリアフリー新法「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」が改訂され、「床のすべりについて、評価指標はJIS A 1454 に定める床材の滑り性試験によって測定される滑り抵抗係数(C.S.R)を用いる。」と記されました。
最近はお客様などの転倒事故が発生した場合、事故当時の床の<滑り抵抗係数>によって、管理者の責任が問われることがあり、判例でもその数値が重要とされるようになりました。
ペットも人間と同じ
犬や猫は、肉球と爪でしっかりと踏ん張って体を支えています。でも、フローリングの場合表面が特殊コーテイングされているためにペットはしっかりと足を踏ん張って立つことができません。スケートリンクの上に立っているようなものです。しかもその上を歩かなければならないので関節にかなりの負担がかかります。そのため犬の関節に不必要な力が加わることで関節炎等になりやすくなります。
また、生後10ヵ月までにフローリングで育った子犬は、足の関節や骨、肉球などがしっかりと成長することができないため転倒しやすくなることがあります。特にシーズーなど肉球の間に毛が生えるタイプの犬は、さらに滑りやすくなるので注意が必要です。足が短く胴が長いダックスフンドなどの犬種は、腰に負担がかかりヘルニアになりやすくなります。
かといって、絨毯に変えても踏ん張りはききますが、衛生面(ほこり、ダニ、菌、臭い)でまた別のリスクを背負うことになります。
また、滑り止めワックスも有機溶剤を含んでいるものはペットに悪影響を与えかねません。
高齢者におけるADL低下(日常生活動作の低下)
高齢者の転倒によるケガが年々増えてきています。
平成28年厚生労働省「国民生活基礎調査」によると介護が必要になった原因として
第1位認知症18%
第2位脳血管疾患16.6%
第3位高齢による衰弱13.3%
第4位骨折・転倒12.1%
第5位関節疾患10.2%
と、骨折・転倒がワースト4にあげられています。
わずかな時間でその後の人生の自由さえ失いかねません。
自宅でさえ転倒につながる原因がたくさんあります。
室内の転倒場所では、平成22年内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」によると
「居室・茶の間・リビング」20.5%
「玄関・ホール・ポーチ」17.4%
「階段」13.8%
「寝室」10.3%
「廊下」8.2%
「浴室」6.2%
の順になっています。
家族にとっても思いもよらない介護負担の可能性となります。
介護する方もされる方も大事な家族です、避けられるリスクはなくしておきたいものです。
抗菌・消臭化・ダニも寄せ付けません
ペットのおしっこやよだれは床や壁に染み込み、菌や臭いを発生します。
そしてそれは再びペットに付きます。
飼い主はいつも一緒にいるので気が付かなかったりします。
木・セメントなどあらゆる素材に加工コーティングをすることで、おしっこやよだれが床・壁に侵入しません。
拭き取るだけで済みます。(玄関・土間・リビング・ウッドデッキ・その他)
コーティングしていない場合は
先ずおしっこをシートやトイレットペーパーで拭き取り
消臭スプレーをし
それをまた拭き取り
と、こんなことが日常茶飯事です。
いろいろなものが必要で消費し、またそれがゴミとなり処理も大変です。
消臭スプレーは一時的に臭いは消えますが、床に染み込んでしまった臭いは取れません。
そして何度もスプレーする液剤の蓄積で、また違った臭いが出てくることはだれしも経験があると思います。
それが拭き取るだけで済むようになります。
ゴミも減らせて、かかる時間はわずかです。
犬や猫を扱うペットショップや動物病院
または来客が多いお家には特にお薦めします。
耐抗菌性 耐薬品性 耐透水性 耐汚染性 耐紫外線性 不燃性 撥水性
これらが30年以上の耐久性。(コンクリートにも施工可能)