塩害防止
高潮や台風の塩害から
家や建物を守り
メンテナンスフリーへ
木は酸やアルカリに強く、塩害に強い素材ですが、金属部分やコンクリート部分は塩害の影響を受ける素材です。しかし、この技術でガラス層を作ることで塩害による塩分の侵入を止め、金属部分の錆や鉄筋の腐食から保護します。また、木材繊維強化作用により木材のささくれなども防止します。
コンクリートの塩害防止
どちらもどこでも手に入るコンクリートに水をかけた時の写真です。
左は未処理コンクリートで、右は処理済みコンクリートです。
処理済みのコンクリートは水を弾いています。この処理は表面だけでなく、内部まで浸透させてそのまま硬化固定化しますので、ただ塗ったものとは耐久性が比較にならないほど違います。
塩水でも酸性雨でもコンクリートや木の内部に侵入させなければ腐食の原因にはなりません。金属部分でも表面の被膜より内部に侵入させなければ錆ることはありません。それを可能にしています。
通常の手入れは時々水をかけて、表面についた埃や塩分を洗い流すだけです。
木材の塩害防止
どちらも普通に売っている木材パネルに水をかけた時の写真です。
左は未処理パネルで、右は処理済みパネルです。
左の未処理パネルは水をかけるとすぐに染み込みますが
処理済みパネルは水を弾き浸透させません。
木も塩分が内部に侵入しないほうが良く、色々な状況が重なることで脆くなったり腐食の原因になることがあります。
コンクリートの場合と同じく内部に浸透しますので一般的な撥水やコーティングの類とは耐久性が違います。
メンテナンスも同様で通常は水で汚れを洗い流すだけです。
三次元構造被膜で耐水・耐薬品・耐汚染・超耐久・不燃
施工することでコンクリート、モルタル、スレート、金属、木材などの素材に常温でホーロー被膜を形成します。この被膜は、ガラスや石と同様の安定した物性を持ち、紫外線に強く超耐久性を発揮すると共に無機質特有の不燃性の他、耐水性・耐薬品性・耐汚染性の向上等、有機被膜ではなしえなかった長期的な耐久効果が実証されています。
また、施工直後から空気中の水分と反応し、加水分解と脱アルコール反応を繰り返して、三次元構造のホーロー質被膜を形成します。施工時に使うアルコールは硬化していく過程で排出され、完全硬化後の被膜は無機以外の物質を含まず、人体(使用者や施工者)、環境(VOCの削減)に配慮したコーティング材料でもあります。
無機質特有の防汚性能と光沢保持特性で素材を紫外線や雨水から保護し、耐薬品性、耐溶剤性に優れた効果を発揮することから落書き防止、内外装防汚コーティングなどへ技術の応用やハイテク素材の皮膜にも使用されています。